幡ヶ谷療法院やすらぎ

性器ヘルペスはどのような症状なのでしょうか?

まず発熱があります。

38度位の熱です。発熱は起きない場合もあります。
続いて、性器やお尻の周りに、かゆいような痛いようなヒリヒリとした感覚を自覚します。
その後、水ぶくれや赤いブツブツ状のできものができてきます。
そして、それがつぶれて潰瘍(かいよう)になります。
この潰瘍は痛みを伴い、激しい痛みのため、女性の排尿が困難になる場合もあります。脚のつけ根のリンパ節が痛みます。
ほっておく場合、治るまで3週間位かかります。

性器ヘルペスに罹るには、単純ヘルペス2型ウイルスに感染していることが条件です。性器ヘルペスに罹るには、単純ヘルペス2型ウイルスに感染していることが大前提になるわけです。

それでは、単純ヘルペス2型に感染し、性器ヘルペスに罹り、その症状が治まれば、単純ヘルペス2型は体の中から死滅してしまうというのでしょうか?違います。

一度単純ヘルペス2型ウイルスに感染すると、ウイルスは生涯その人の体に住み続けます。

ヘルペスイメージ

どこに住みつくのでしょうか?

腰仙骨神経節です。
腰仙骨神経節とはなんでしょうか?
腰仙骨神経節は末梢神経系に属しています。
末梢神経系は神経系に属しています。
神経系は中枢神経系と末梢神経系に分類できます。

中枢神経系とはなんでしょうか?

脳と脊髄のことです。
末梢神経とは神経線維でできたラインです。
普通、神経と呼ばれています。
神経はところどころに膨らみがあり、それを神経節と呼びます。
三叉神経節もそのひとつです。

中枢神経系は具体的にどのように分類できるのでしょうか?

  • 大脳半球
  • 脳室系
  • 小脳
  • 中脳
  • 間脳
  • 延髄と橋
  • 脊髄