眼窩(がんか)とはなんでしょうか?
頭蓋骨の眼の部分の窪みです。
眼神経は眼球や鼻腔の粘膜や前頭部の皮膚などに分布します。
上顎神経は正円孔を通り抜け翼口蓋窩に入ります。
正円孔とはなんでしょうか?
蝶形骨にある孔(あな)です。
蝶形骨の大翼にあります。
蝶形骨の大翼を上から(脳天から)見ると、正円孔・卵円孔・棘孔が並んでいるのを確認することができます。
正円孔には上顎神経のみが通ります。
頭蓋骨の眼の部分の窪みです。
眼神経は眼球や鼻腔の粘膜や前頭部の皮膚などに分布します。
上顎神経は正円孔を通り抜け翼口蓋窩に入ります。
蝶形骨にある孔(あな)です。
蝶形骨の大翼にあります。
蝶形骨の大翼を上から(脳天から)見ると、正円孔・卵円孔・棘孔が並んでいるのを確認することができます。
正円孔には上顎神経のみが通ります。
頭蓋骨を構成する骨のひとつである蝶形骨のすきまのようなものです。孔(あな)です。眼底のあたりにあります。
頭蓋骨とは一見ひとつの骨のように見えますが、実際は様々な骨が繋がって構成されています。
頭蓋骨から蝶形骨ひとつだけを取り出してみたとすると、蝶々の形に似ています。私には蝙蝠(こうもり)にみえるときがあります。
頭蓋骨から見ると、こめかみのあたりが蝶形骨です。
蝶形骨は体・大翼・小翼・翼状突起で構成されています。
大翼と小翼の間にあるのが上眼窩裂です。
上眼静脈
Ⅲ動眼神経
Ⅳ滑車神経
Ⅵ外転神経
涙腺神経
前頭神経
鼻毛様体神経
交感神経
上顎骨と蝶形骨の翼状突起の間にできるスキマです。
上顎神経は鼻腔の粘膜・上顎や頬の皮膚・上顎の歯髄などに分布しています。
下顎神経は卵円孔を通り側頭下窩に出ます。
卵円孔は蝶形骨の大翼にあります。
蝶形骨の大翼を上から(脳天から)見ると、正円孔・卵円孔・棘孔が並んでいるのを確認することができます。
内側翼突筋と外側翼突筋が収まる場所です。
内側翼突筋は口を閉じるときに使われる筋肉です。
外側翼突筋は下顎を使い食べ物をすりつぶしたりするときに使われる筋肉です。
下顎神経は舌・口腔の粘膜や、下顎の歯髄、側頭部・下顎部の皮膚などに分布します。Ⅴ三叉神経は脳幹にある橋から出ていて、知覚根・運動根と別々に出ているわけですが、知覚根は先述のとおり眼神経・上顎神経・下顎神経に別れるわけですが、運動根は下顎神経に加わります。
運動根は顎二頭筋の前腹と咀嚼筋を支配します。
翼口蓋神経節は翼口蓋窩にあります。
神経節とは神経細胞が集まることによって膨らんでみえる部分の事です。
翼口蓋神経節から神経が枝分かれします。
大錐体神経と深錐体神経です。
大錐体神経はⅦ顔面神経の交感神経を受けます。
深錐体神経はⅦ顔面神経の副交感神経を受けます。